建築知識23/07 省エネ建物完全攻略ガイド
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定価 | 1,800円+税 |
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著者名 | |
ページ数 | 154 |
判型 | B5判 |
発行年月日 | 2023/06/20 |
ISBN | 4910034290734 |
建築知識23/07 省エネ建物完全攻略ガイド
内容・概要
省エネ建物のつくり方を、豊富なイラストと図で分かりやすく解説!
「省エネ建物完全攻略ガイド」
2025年4月には、住宅・非住宅問わず原則すべての新築に
省エネ基準への適合が求められるようになり、脱炭素社会に向けた対応が必要になります。
また近年では、エネルギー価格の高騰によって家計の光熱費負担が増加していることから、
住まい手の省エネに対する関心も高まっています。
そこで本号では、建物の省エネルギー性能を高める方法を
躯体、設備、設計手法など、多面から徹底解説!
「コストをかけると、どのくらい性能が変わるのか?」
「断熱性能が健康寿命に与える影響は?」など、
省エネ住宅・非住宅を考える際に押さえておきたい情報も満載。
設計者だけでなく、住まいを検討している方にも必読の1冊です!
目次
気候危機の深刻化 エネルギー価格も高騰
建築物に求められる省エネ・省CO₂とは
第1章 法規
日本の家は寒すぎる!目指せ、室温18℃
省エネ・断熱性能、どれくらいまでを目指すべき?
住宅・建築物の省エネ化に向けた規制強化が続く
省エネ基準への適合義務化で特例許可が創設
建材・建設時のCO₂排出量も考える
新制度で環境保全と安全面を確保
ZEH水準等の構造基準が見直しに
長期優良住宅認定で長く安心して住める家を
太陽光パネルの設置で雨漏り!? 瑕疵担保履行法
フラット35は省エネ基準適合が必須
建築物省エネ法はBEIと外皮性能の2本柱
住宅の外皮性能はUA値とηA値で表す
各制度の申請~完了検査の流れを押さえよう
省エネルギー建築物への支援制度
第2章 躯体
特徴を押さえて選ぼう 断熱材の基本知識
建築物の各部に確保すべき断熱性能を理解する
木造の断熱は気流止めと結露対策が必須!
RC造は熱橋の対策を施して外断熱に
S造の断熱は熱橋対策や結露対策が要!
ガラスとサッシの性能を高めて伝熱損失を防ぐ
開口部の改修で断熱性能をアップさせよう
断熱性能を高めたら内部結露に注意
近い将来、断熱等級6.5を標準にしよう
新築ではまず目標の断熱基準を設定
断熱改修は工法と価格のバランスが重要
地域区分×断熱等級別に見る断熱仕様・コスト
外張り断熱で内・外装を木質化する
CLTの断熱・蓄熱性能を利用する
第3章 設備
住宅は給湯と空調の消費電力を抑える
オフィスビルは運用改善で省エネ
太陽光発電設備の種類と選び方を知る
蓄電池の活用で経済的な電力消費を
省エネ給湯器と雨水利用で水をエコに利用する
照明には制御システムを導入する
床暖房の種類は総合的に判断して選ぶ
エアコンのエネルギー消費を減らす方法
エアコンは使い方を工夫して省エネに
第4章 計画
自然エネルギーを利用して省エネに
夏は日射を遮り冬は日射を採り入れたい
遮熱性能を高める建材を効果的に用いる
ダイレクトゲインで四季を通して快適な室内環境に
窓の計画を工夫して通風を確保する
採光・通風・自然の力で快適な住宅に
パッシブ換気と床下暖房で快適に
植栽を生かして熱環境を整備する
パッシブ設計は総合的に計画しよう
ZEH -Mの普及・拡大のカギは?