ポール・スローンの札束を焼く強盗～ウミガメのスープ③

内容・概要

■本書は弊社より刊行し大好評頂いた『ポール・スローンのウミガメのスープ』『ポール・スローンの腕を送る男』に続く第3弾です。

LTPの収集家として知られるイギリスのポール・スローン氏の著作を邦訳した本書も、原著から精選した87問が収録されています。
欧米では、この種の問題は「水平思考推理ゲーム」（LTP ：Lateral Thinking Puzzles）と呼ばれ、あらゆる可能性を推論し、思考の枠組みを広げる訓練法として知られます。近年、国内でも水平思考は問題を先入観なくとらえ、柔軟な思考を可能にするため、大手企業の新商品開発の場などに積極的に導入されています。「ウミガメのスープ」という名称は、今日ではこの水平思考推理ゲーム全体を表す単語として定着しつつあり、これらの問題にチャレンジし、意外な真実を突き止めた際の感動は、良質のミステリーを読み終えたときと同様の満足感に変わるでしょう。