ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由
定価 | 1,800円+税 |
---|---|
著者名 | ジョシュア・フォア |
ページ数 | 368 |
判型 | 四六 |
発行年月日 | 2011/07/29 |
ISBN | 9784767811802 |
ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由
内容・概要
古代ギリシャで知識人の必須のツールであった「記憶術」と、最先端の脳科学や一流のプロたちの技術習得の秘訣を学び、全米記憶力選手権で優勝するまでの1年を描いた全米ベストセラーの話題作。
われわれ一般人でも、訓練すれば記憶の達人になれるのか?
記憶力はせいぜいで人並みであると自称する新進気鋭の科学ジャーナリストが、古代ギリシャの時代から知識人の間で綿々と受け継がれてきた由緒正しい記憶術を武器に、1年で記憶力の全米チャンピオンに輝くまでを描いた実験ドキュメンタリー。
著者が体験した記憶力訓練の記録であり、また記憶力の競技会という奇妙な世界に生息する、愛すべき変わり者たちの物語でもある。
古代から中世にかけて、知識人の必須の教養であった「記憶術」の歴史も語られる。
脳と記憶についての科学的な考察もある。
記憶の魅力に取り憑かれた著者が、好奇心の赴くままに記憶の世界を縦横無尽に駆けめぐる。
読み物としても面白さと、知的興奮を与えてくれる1冊。
目次
第1章 世界で一番頭がいい人間を探すのは難しい
第2章 記憶力のよすぎる人間
第3章 熟達化のプロセスから学ぶ
第4章 世界で一番忘れっぽい人間
第5章 記憶の宮殿
第6章 詩を憶える
第7章 記憶の終焉
第8章 プラトー状態
第9章 才能ある10分の1
第10章 私たちの中の小さなレインマン
第11章 全米記憶力選手権
エピローグ