最高に気持ちいい住宅をつくる方法
定価 | 1,800円+税 |
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著者名 | 本間至 |
ページ数 | 239 |
判型 | B5判 |
発行年月日 | 2012/04/28 |
ISBN | 9784767812915 |
最高に気持ちいい住宅をつくる方法
内容・概要
暮らしがつくる住まいと間取りのルール
断熱性能や耐震性能は住宅の基本性能であり、
それを満たすだけでは、気持ちよさ・心地よさを得ることはできません。
したがって、その基本性能を十分に満たしたうえで、
日々の暮らしを考慮した間取りや、住宅全体の形を考えることで、
本当に居心地の良い=気持ちいい家をつくることができるのです。
本書は、この気持ちいい住宅のつくりかたを
部屋別、建物別に分かりやすく紹介しています。
筆者が実践している長期優良住宅も詳しく解説しています。
目次
・第1章 日常から発想する、心地よい場所 15の場所
キッチンは暮しの要/暮らしから考えるリビング・ダイニングの関係/コージーな家事コーナー
サニタリーは情緒性と作業性のバランス/第2トイレはパウダールームに/寝室は重心を低く抑える
フレキシブルに考える子供部屋/自由空間としての和室/間をつくり出す多目的スペース
地下室を快適環境にするコツ/玄関は暮らしから導く/暮らしを豊かにする階段
廊下は部屋の一部に/屋外空間を「住み」こなす/坪庭の潤い効果
・第2章 暮らしを包む2つの流れ
吹抜けの個性が、暮らしを豊かにする/階段室が気配の接点
外(庭)を介して内(部屋)をつなげる/天井高の変化で落ち着きをつくる
居心地は、窓の高さで決まる/使い勝手とプロポーション
・第3章 暮らしから考える、小さな工夫
暮らしを豊かにするトップライト/暮らしをつなげ、場を仕切る
建具の開閉は生活をコントロールする/心地よさを生む光と風の動線
気配を伝える小さな穴/小さく飾る楽しみ/日常の暮らしから発想する
・第4章 生活に溶け込む、家の個性 19の暮らし
吹抜けを介して生まれる距離感/ゆったり感を生む回遊プラン
開放感と落ち着きを同居させる/気配を伝える安心感/小さな家に抜けの広さ
狭小敷地だからこその可能性/旗竿敷地、奥に入れば静かな暮らし
高さ寸法の抑えが、暮らしに心地よさを/ずれて、つなげて、気配を伝える
光は暮らしにリズムをもたらす/開いて囲んでコンパクト