建設業者
定価 | 1,400円+税 |
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著者名 | 建築知識編集部 |
ページ数 | 240 |
判型 | A5判 |
発行年月日 | 2012/09/28 |
ISBN | 9784767814551 |
建設業者
内容・概要
なぜだか心に沁みてくる、全員職人・本音のインタビュー集。
ゼネコンの下請けとして働く職人から、宮大工・社寺板金のような伝統的建造物に携わる職人まで、建築にかかわる37人に聞いた、ものづくり・人材育成・仕事の流儀――。建築関係者のための月刊専門誌「建築知識」誌上で連載され、大反響を巻き起こした“職人ドキュメント”の完全版!
目次
■鉄であれコンクリートであれ
鉄骨鳶(湯本春美)「思いやりで仕事が回る」
クレーンオペレーター(千葉清和)「勝負は一本目の柱で」
鉄骨工(池田章)「中途半端な人間が必要なときもある」
非破壊検査(小髙正雄)「コンパニオンのように」
鳶・土工(井上和之)「ちゃんと働いていれば、ちゃんとした生活ができる」
解体工(村上文朗)「とにかく近所の人を大事にしてる」
型枠大工(佐藤豊)「親方の仕事は雰囲気づくり」
ALC建て込み(小堺恒昭)「子供に見せられる仕事って」
ウレタン吹き付け(大沢大嗣)「それがこの仕事のちょっと哀しいところ」
サッシ取り付け(北沢頼一)「親の死に目にも会えないほどに」
防水工(古田崇)「誘われて、誘われて」
板金工(下田守広)「家業を継ぐ、技術をつなぐ」
■裏か、表か
給排水設備(小池猛)「一本一本心臓から血管をつないでいくように」
電気設備(保坂和弘)「『最後』の仕事」
石工(関田嗣雄)「伝説の親方」
タイル工(高橋政雄)「それから、劇団に入団しました」
左官工(浜名和昭)「必ず誰かが見ている」
ガラス工(三本正夫)「機関銃はダメだけど」
塗装工(ロバート・マティネス)「『遊びながら』がちょうどいい」
建具吊り込み(田辺敏之)「未知のものを目の前にしたとき」
カーペット張り(樋口仁朗)「膝が命」
畳張り(浜崎和馬)「いろいろ誤解されているようで」
突き板屋(山内英孝)「もっとゆるくなれば」
什器製作(藤倉英雄)「自分の仕事を説明していく能力」
家具造作(髙橋正宏)「すべての人に受け入れてもらう」
■木と伝統に魅せられて
素材生産(塩野二郎)「大事なのは人間の中身だからね」
林業(田中惣次)「誰が山を守ればいいのか?」
製材(沖倉喜彦)「いま、木がものすごくよく見えてきている」
木挽き(東出朝陽)「何が見えてくるかは、まだ分からない」
曳家(飯嶋茂)「どんな建物にも急所ってもんがある」
洗い屋(海老沢博)「クスリで洗ってるんじゃないんだよ」
宮大工(金子浩晃)「やりたい気持ちをどこまで抑えられるか」
宮彫師(渡辺登)「たとえ金儲けはできなくとも」
社寺板金(本田三郎)「リズムをつくって叩くだけ」
瓦葺き(岩崎貴夫)「最後は人柄を磨くしかない」
表具師(下山馬吉)「ノリバケ十年」
塗師(牧野浩子)「時代の流れに淘汰されていく世界で」