世界の変なトイレ
定価 | 1,600円+税 |
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著者名 | モーナ E.グレゴリー 、 シアン・ジェームズ |
ページ数 | 256 |
判型 | A4変 |
発行年月日 | 2013/03/29 |
ISBN | 9784767815114 |
世界の変なトイレ
内容・概要
ルー、ジョン、ダニー、プリヴィ、バスルーム、
ラバトリー、アウトハウス、ロングドロップ、
コモディティ、パウダールーム、クラッパー、
スローン、トイレット、キャン、ヘッド、
リトルボーイズルーム、シッター、ポット、ネッティ
この単語の羅列を見ただけでも、人類が特に意識せずともトイレに魅了されていることが分かるのではないだろうか。
トイレを表す言葉はどれも、家や裏庭や船やその他の建物の中の、最も小さなスペースを指し示している。
にもかかわらず、英語だけでもこれだけの数の名称がある。
ともかく、それが何と呼ばれようと、この普遍的な事実だけは誰も否定できない。
地球上の人間はみなトイレを使うのだ。
なぜトイレなのか?
「トイレ学」という言葉こそまだつくられていないが、世界各地のトイレを研究することは、
その土地に暮らす人々の社会文化的分析にもつながっていく。
トイレは、人種や宗教、年齢、社会階級の違いを超える。最貧困層から王族まで、人間である以上誰もが身体機能には従わざるをえない。
なぜインドでは豚がトイレ掃除をするのか?
なぜ香港には純金製のトイレがあるのか?
なぜパナマには高床式トイレの数が多いのか?
なぜトルコ人はトイレットペーパーを使わないのか?
なぜブラジル人は水洗トイレの水を流さないのか?
なぜ日本のトイレにはボタンが8個も付いているのか?
なぜロンドンでは地下から突然小便器が現れるのか?
スペースシャトルで生成される「人間パテ」とは何か?
答えは全て本書の中にある。
さあページをめくって、世界の大陸をめぐるトイレの旅に出よう。
トイレという、人類文明における最も生々しく素直な語り部を通して、この世界により深い理解が得られるはずだ。