動物たちの武器
定価 | 2,200円+税 |
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著者名 | ダグラス・J・エムレン (著), デイヴィッド・J・タス (イラスト), 山田 美明 (翻訳) |
ページ数 | 326 |
判型 | A5判 |
発行年月日 | 2015/06/22 |
ISBN | 9784767820286 |
動物たちの武器
内容・概要
剣歯虎(サーベル・タイガー)、カブトムシ、シオマネキ……
「軍拡」の道を選んだ生物たちの壮絶な物語!
そして人間の武器との共通点とは?
気鋭の生物学者が、進化の謎を情熱豊かに解き明かすポピュラー・サイエンス。
ヘラジカの枝角、マンモスの牙、カブトムシの角や、シオマネキのハサミ……。
なぜある種の生物たちは、体に不相応なほど大きな「武器」を持っているのだろうか?
気鋭の生物学者が、独自の野外調査と最新研究から、武器の巨大化が始まる「条件」を解明していく。
また、生物の武器の進化の過程と、人類の武器の歴史は驚くほど酷似している。
両者をつぶさに比較していくと、生物の武器の意外な役割が明らかになってくる。
そして人間の軍拡競争の行く末とは?
豊富な写真とイラストも駆使し、圧倒的面白さで進化の謎に迫る!
【著者】ダグラス・エムレン/Douglas J. Emlen
モンタナ大学生物学教授。
コーネル大学、プリンストン大学で学位を取得。デューク大学研究員などを経て現職。
ホワイトハウス科学技術政策局の「若手科学者・エンジニア大統領賞」、
アメリカ・ナチュラリスト協会の若手研究者賞およびE・O・ウィルソン・ナチュラリスト賞などを受賞。
おもに昆虫における大きな角の進化について研究し、その成果はニューヨーク・タイムズなどでも特集されている。
【イラスト】デイヴィッド・J・タス/David J. Tuss
グラフィック・アーティスト。
多くの教科書や科学記事に、正確かつ生き生きとしたイラストを提供。
モンタナ州ヘレナ在住で、地元の森林警備員、科学と美術の教師でもある。