あるノルウェーの大工の日記
定価 | 1,700円+税 |
---|---|
著者名 | オーレ・トシュテンセン |
ページ数 | 296 |
判型 | 四六 |
発行年月日 | 2017/09/28 |
ISBN | 9784767823911 |
あるノルウェーの大工の日記
内容・概要
ノルウェー発、世界14ヵ国に翻訳権の売れた話題のエッセイ
『あるノルウェーの大工の日記』は、屋根裏の物語である。
屋根裏の改築依頼の電話から施主への引き渡しまでの日々が、職人技(クラフトマンシップ)の豊かなディテールとともに綴られる。
ユーモアを交えた率直な語りのなかに浮かび上がる、建設業界の厳しい現状やノルウェーの人々の暮らし、そして働くことの誇りと喜び。
遠い北欧の国で紡がれた、現役の大工の手によるエッセイ。
「この職業において、良質な仕事と悪質な仕事の差は、わずか1ミリしかない」
「手仕事とは、とりたてて神秘的なものでもない。依頼人の注文に従って行うだけだ。つまり、誰かの要望があってはじめて仕事になる」
「手は人生を物語る。自分にできること、やってきたことはここに写し出されている。この手は私の推薦状であり、履歴書だ」
(本文より)
著者:オーレ・トシュテンセン/ Ole Thorstensen
ノルウェーのアーレンダールに生まれ、トロモイ島で育つ。
25年以上の経験を持つ大工。
現在はオスロ近郊のアイツヴォル在住。
目次
あるノルウェーの大工の日記
監訳者あとがき