世界の有名シェフが語るマンマの味
定価 | 1,800円+税 |
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著者名 | ミーナ・ホランド |
ページ数 | 312 |
判型 | |
発行年月日 | 2017/12/13 |
ISBN | 9784767824130 |
世界の有名シェフが語るマンマの味
内容・概要
――子どものころに好きだった食べ物はなんですか?
ジェイミー・オリヴァーやアリス・ウォータースなどの有名シェフ、料理本も出版している俳優のスタンリー・トゥッチ。
彼らを形作ってきた食べ物とそれにまつわる物語の数々。
ジェンダーや肉食など食をめぐる現代的なテーマについても考察しつつ、著者自身の「マンマの味」への思いやレシピもふんだんに盛り込んだ、味わい深いエッセイ。
「祖母はバターが大好きだった。祖母の料理が何でもおいしかったのはそのせいだと思う」
「料理はそれ自体が匿名の仕事だった。過去、キッチンで料理を作ってきた女性たちの顔や名前は想像するしかない。その由来がわからないレシピはたくさんある」
「彼(ジェイミー・オリヴァー)の話を聞いていると、料理と性別が結びつけられることのない時代がすぐそこにまで来ているのではないか、という気がする。料理が女性の力を奪うことも、男性を去勢することもなく、ただ自分の面倒を見る手段のひとつであるという時代だ」
(本文より)