カラスの文化史
定価 | 1,600円+税 |
---|---|
著者名 | カンダス・サビッジ |
ページ数 | 144 |
判型 | B6判 |
発行年月日 | 2018/05/01 |
ISBN | 9784767824727 |
カラスの文化史
内容・概要
『カラスの教科書』 松原始先生 監修!
宝を盗み出し、世界に太陽の光をもたらしたカラスの伝説―――『箱を開けたワタリガラス』
カラスが負傷した仲間の治療を行った?ちょっと不思議なエピソード―――『カラスの医者』
実際に騙し合う様子が観察された、神の使いと同じ名を持つ2匹のカラス―――『ムギンとフニン』
皮と肉を切り開かせるため、オオカミを死骸のある山奥まで導くカラスの一団―――『ワタリガラスの同盟』
ある時は不吉の象徴、
ある時はよき友として、
各地の伝説に姿を現す漆黒の鳥、カラス
文化と科学の双方から
カラスの実像に迫る
知的スリルに満ち溢れた珠玉の一冊――
""「ワタリガラス語」には人間の言語のような象徴記号としての機能はないかもしれない。
ただし、それは単純な記号体系でもなく、獣の唸りや呻きの寄せ集めでもない。
何か美しいものが私たちの目の前にその片鱗を現そうとしている―――""