世界で一番美しい病原体と薬のミクロ図鑑

内容・概要

ウイルス、細菌、真菌……人体に害をもたらす病原体も、顕微鏡を通して見れば信じがたいほど美しいことがある。本書に載せた顕微鏡写真のほとんどに彩色処理が施されているが、彩色することによって何が写っているのかわかりやすくなるという利点もある。

私たちの体は本書に見られるようなカラフルな芸術作品ではないが、きわめて複雑で精巧なシステムであり、すばらしい防御能力をもった生物工学の驚異だ。何かに感染してこの防御機構が破られたら、その感染を打ち負かすため、体とともに医療、すなわち科学の力が戦う。そう、サイエンス・イズ・ビューティフルなのだ。


著者：コリン・ソルター　サイエンス・歴史ライター。本シリーズの第1作『Science is Beautiful: The Human Body Under the Microscope』をはじめ、著書多数。


ヒーラ細胞や腎結石の結晶、HIVや麻疹（はしか）、炭疽菌……。
顕微鏡を通してこれまでに見たことのない世界が広がる、驚異のオールカラー図鑑！