ハダカデバネズミのひみつ

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定価 1,400円+税
著者名 岡ノ谷 一夫
ページ数 144
判型 A5判
発行年月日 2020/08/13
ISBN 9784767827636

ハダカデバネズミのひみつ

内容・概要

デバ愛(パワー)は人類を救う⁉
がんにならない&老化しない!
世界中の研究者がムチューになるハダカデバネズミの驚異の生態
人類を救うかもしれない「キモかわいい」珍獣の魅力と秘密を徹底解剖

遅ればせながら2020年はネズミ年ということで真打が登場。
その名も「裸・出歯・鼠(ハダカデバネズミ)」。
直球すぎるネーミングと魅惑のルックスもさることながら、哺乳類で唯一、
老化しない特性を持ち、がんにも耐性があり、痛みを感じにくいなど
人類の長寿や健康に役立つ研究対象としても近年注目を集めています。
上野動物園などでもひそかに高い人気を集めるそんな謎多き珍獣の生態、魅力、
最新の研究内容、国内の飼育スポットなどを豊富なビジュアルとともに文字通り丸裸にしました。

【全然ざんねんじゃない! ハダカデバネズミのここが凄い! 】
◎哺乳類で雄一、ほぼ老化しないため、人間の寿命を延ばし、老化を食い止めるための研究が進められている
◎がんにならない特性を持つため、人間の細胞のがん化を抑える研究が進められている
◎哺乳類では珍しく、真社会性をもつ。階級があり、女王が子供を産み、兵隊や働きネズミ(ふとん係までいます)が存在して、集団で子育てを行う
◎17種もの鳴き声を使い分け仲間同士でコミュニケーションをとります。「弱チュー鳴き」はけなげで愛らしいと評判
◎かつて山中伸弥教授とともにiPS細胞の研究を続けてきた熊本大学の三浦恭子准教授が取り組む研究の最前線やインタビューも収録。同大は国内で唯一デバを飼育する研究室として注目されています。監修者の岡ノ谷一夫をはじめデバに魅せられた研究者の歩みも追うこの一冊は、研究に興味のある学生にもお勧めです。

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