デンマークのちいさな刺繍

内容・概要

デンマークの白糸刺繍HEDEBOの作品集

レースのような美しいデンマーク刺繍HEDEBOは、18世紀後半にヒースで生まれ、やがて世界中に知られることになりました。
カットワークとニードルレースから成るUdklipshedebo、網目模様をニードルレースで埋めるBaldyringの手法を紹介します。

目次

円玉陽子
2008年、美術館で見たHEDEBOコレクションに感銘を受け、その翌年から習い始める。昨年はデンマークで1ヶ月間の刺繍留学。現在は関西でHEDEBO刺繍定期教室、ワークショップを開催。

鈴木史恵
刺繍スタジオ fumiworks embroidery 主宰。上智大学外国語学部フランス語学科及び大学院修了。刺繍教室やカルチャーセンターの講師を経て、シュバルム、レティチェロ等様々な刺繍を教えながら、伝統技法を基に新たな刺繍を創作している。

平石秀子
若い頃よりデンマークのクロスステッチに親しみ、北欧の白糸刺繍のハーダンガー、シュバルム、ナーベルソムなどを学ぶ。その中でも、素朴な中に繊細さを感じるデンマークのHEDEBO刺繍に惹かれ、製作を続けるかたわら都内各所で講師を務め、魅力を伝えている。

nål og tråd (針と糸)
手作りが好きな祖母や母から影響を受け趣味として刺繍や編物を楽しむ。デンマークで手工芸全般を学び、デンマーク伝統のHEDEBO刺繍に出会う。その清楚で繊細なレース模様に魅了される。現在は刺繍関連の書籍や雑誌に作品を掲載する他、刺繍講師として活動。