世界の名建築解剖図鑑 新装版

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定価 2,800円+税
著者名 オーウェン・ホプキンス(著)、伏見 唯、藤井 由理(監訳)、小室 沙織(訳)
ページ数 176
判型 A4変
発行年月日 2021/07/19
ISBN 9784767829081

世界の名建築解剖図鑑 新装版

内容・概要

古代ギリシャから現代の建築までを網羅した、西洋建築のビジュアルガイド完全版!
様式だけでなく、構造やディテール、仕上げなどのさまざまな切り口から、
ヨーロッパを中心とした西洋建築を深く知ることができます。

1章では各建築様式の平面構成やファサード、造作について、
2章では建築をかたちづくる柱やアーチ、素材、形状について、
3章ではより細部に着目し、壁仕上げの種類や模様・装飾、窓や扉、屋根、階段など……
すべて写真や図、イラストをもとに詳細に解説しています。

西洋建築史のテキストとしてはもちろん、観光のための詳細なガイドとして、またイラストやCGの背景用素材としても活用できます。



著者:Owen Hopkins(オーウェン・ホプキンス)
ロンドンを中心に活動している建築のライター、歴史家、キュレーター。イギリス建築の17〜18世紀の様相についての、学術的な記事や論文を執筆している。ロンドンの王立芸術院にて建築のカリキュラムを担当。展覧会「Nicholas Hawksmoor:Architect of the Imagination」(2012年)のキュレーションなど

監訳者:伏見唯(ふしみ・ゆい)
1982年東京都生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了後、新建築社、同大学院博士後期課程を経て、2014年伏見編集室を設立。『TOTO通信』などの編集制作を手掛ける。博士(工学)。おもな著書に『木砕之注文』(共編著、2013年、中央公論美術出版)、『世界建築史論集』(共編著、2015年、中央公論美術出版)、『日本の住宅遺産名作を住み継ぐ』(2019年、世界文化社)、『よくわかる日本建築の見方』(共著、2012年、JTBパブリッシング)など

監訳者:藤井由理(ふじい・ゆり)
1970年東京都生まれ。1999年早稲田大学大学院修士課程修了。2000~01年スタジオナスカ。2001~04年Studio Daniel Libeskind(スタジオ ダニエル リベスキンド)。2004年~藤井建築研究室。同大学院博士後期課程、同大学准教授を経て、2021年同大学教授。博士(建築学)。監訳書に『こんな建築だれがどうしてつくったの? 現代建築100の読み解き』(ジョン・ズコウスキー著、2017年、東京美術)。おもな建築作品に「新宮島邸」(2012年)、「服部邸」(2014年)など

訳者:小室沙織(こむろ・さおり)
1982年千葉県生まれ。翻訳者。ドイツ、ベルリン在住。2008年早稲田大学大学院修士課程修了。同年より文化財保存計画協会、2012年Opus Denkmalpflege GmbHを経て、2013年より現職。海外設計事務所のプロジェクト資料や建築雑誌の解説文から建築以外の分野まで、各種実務翻訳を幅広く手がける

目次

■1章:建築の種類■
古典的な神殿 神殿の正面/正面の形式/柱間/種類/内部空間
中世の大聖堂 西側立面/南側翼廊立面/平面/教会の平面/断面/造作
ルネサンス様式の教会 外観/平面/内観
バロック様式の教会 外観/平面/内観
要塞建築 キープ型/コンセントリック型/外観
カントリーハウスとヴィラ
正面を通りに向けた建物
公共建築
モダンブロック
高層建築

■2章:建築の構造■
柱とピア 種類/古典建築のオーダー/古典建築以外の柱頭
アーチ 構成要素/丸アーチ/尖頭アーチ/そのほかの形状のアーチ/種類
近代的な構造 コンクリート/鉄骨/建物の形態

■3章:建築の細部■
壁と仕上げ 石積み(石材の種類、仕上げ、ルスティカ)/煉瓦(置き方、積み方、モルタル目地、種類)/木材/瓦とタイル/コンクリートとプラスター/ガラス/金属と合成素材/大規模な壁面の造作/仕上げ面の造作/モールディング/装飾豊かな細部
窓と扉 窓の種類/扉の種類/開口部の表現(古典的な開口部、ペディメントの種類、ゴシック様式の開口部)/窓の形状/出窓とバルコニー/屋根窓/扉の形状
屋根 種類/瓦と葺材の種類/切妻屋根(破風の種類)/尖塔(種類)/ドーム(外観、内観、種類)/構造(トラス、ヴォールト、リブヴォールトの種類)
階段とリフト 階段の構成要素/階段の種類/リフトとエスカレーター

用語集

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