サッカー間で受ける解剖図鑑

定価 1,400円+税
著者名 星 翔太
ページ数 112
判型 A5判
発行年月 2023/07
ISBN 9784767831657

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サッカー間で受ける解剖図鑑

内容・概要

サッカー界の最重要ミッション
「間(あいだ)で受ける技術」「球際の制し方」は
フットサルに学べ!

サッカーにおいて「間(あいだ)でパスを受ける」ことは相手の守備を崩す上できわめて重要な戦術となっています。しかし、正しい立ち位置をとれない選手がいまだ少なくありません。

本書はフットサル元日本代表の星翔太氏がサッカーよりもスペースがなくプレッシャーも厳しいフットサルで磨いた「間(あいだ)で受ける技術」「球際で勝つ技術」こそ、高密度化が進む現代サッカーに生かせるという視点で解説した画期的な本です。実際、南米では幼少の頃からフットサルで技術を磨いた選手が珍しくありません。星氏は身体能力が高くないゆえ、常に頭を使って、間で受けること、球際での駆け引きを追求してきました。

「サッカー選手は必要以上に球際を避けすぎている」

あえて球際を作り出すことで、間で受ける技術もより生かせると言う星氏の技術とアイデアを豊富なイラストで解剖していきます。

★川崎フロンターレ・家長昭博選手とのスペシャル対談を収録!
フットサルの選手からも絶大な支持を受ける天才・家長昭博選手との対談を収録。間で受ける動き、球際での体や手の使い方など、一流の技術と駆け引きにたっぷり迫ります。


【著者プロフィール】
星 翔太(ほし・しょうた)
1985年11月17日生まれ、東京都出身。暁星小学校でサッカーを始め、暁星中学校時代には全国中学校サッカー大会に3年連続出場し、3年生のときに全国優勝。暁星高校を経て、早稲田大学に進学。在学中にフットサルを始め、ブラジルに留学。大学卒業後にFリーグのバルドラール浦安へ加入、翌年にはフットサルの本場スペイン1部リーグ・グアダラハラへ移籍。その後、名古屋オーシャンズなどでプレー。FIFAフットサルワールドカップには2012、2021年に出場。弟の星龍太(フウガドールすみだ)と兄弟出場を果たした2021年大会では世界ランキング1位のスペイン、2位のブラジルからゴールを決める快挙を達成。ワールドカップでの日本人最多得点記録を保持。引退した2022シーズンは日本人として唯一Fリーグのベスト5に選出される。現役時代のニックネームは「狂犬」。現在は株式会社MIXIで働き、スポーツ事業を担当

目次

CHAPTER1 球際をつくる
「間」で受ける/キープの基本姿勢

[キープの技術]
軸足ケンケン/インサイドトラップ/引き込み&ターン/引き込み&キャンセル

[間で受ける技術のトレーニング方法]
ボックスフラッグ/キープ相撲/キックオフ2on2

[サッカーで使えるフットサルの技術]
トーキック/足裏/ループパス

CHAPTER2 ライン突破
3種類のライン突破/どこで受けるか?/パサーの利き足を見る

CHAPTER3 スピード
速い動きで受ける/遅い動きで受ける
 
CHAPTER4 相手を決める
間で受けても何も起きない問題/1対1を作る/敵を引きつける/俊敏性を生かすメッシ型/パワーを生かすルカク型/ターンを生かす香川真司型

CHAPTER5 サイドで受ける
列をとばす

[サイドで受ける技術]
中へコントロールする/タッチライン際へターン/斜め後方に引き逃げてターン

CHAPTER6 超一流の「間で受ける」技術
メッシの手の使い方/ネイマールのライン突破/タッチラインを背負うメリット/スペースとスピードの管理/相手を決めて安全圏にターン

CHAPTER7 スペシャル対談 家長昭博×星翔太
駆け引きの極意

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