住宅・インテリアの解剖図鑑 第2版
定価 | 1,800円+税 |
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著者名 | 松下 希和 |
ページ数 | 184 |
判型 | A5判 |
発行年月日 | 2025/02/04 |
ISBN | 9784767833804 |
住宅・インテリアの解剖図鑑 第2版
内容・概要
居心地のよい「住まい」と「暮らし」のつくり方がわかる!
アイリーン・グレイやアイノ・アアルトなど、12人の女性デザイナーの作品と、
ル・コルビュジエやイームズ、ミース・ファン・デル・ローエら近代建築の巨匠の作品を中心に快適な空間づくりを完全図解。
「名作家具」と評されるものには、「あるべき正しい使い方」があります。それを理解して使用することで、日々の暮らしはぐっと豊かに。また、その原理を学ぶことで新たなインテリアのアイデアが浮かんでくるはずです。
本書では80以上の名作家具・照明・小物を「解剖」してわかった、自分らしい暮らしのデザインに必要な知恵と工夫を解説します。
自分の部屋のインテリアをワンランクアップさせたい人から、本格的にインテリアコーディネートを学びたい人、住宅設計のプロまで、インテリアが気になるすべての人におすすめの1冊です!
目次
1章 住まいを「食」から考えよう――キッチン、ダイニング
・基本のはなし:キッチンのかたちは「つくる」と「食べる」の関係
・狭くすると家事は楽になる
・省労力でエコなキッチン
・使いやすいキッチンの黄金寸法
・人に優しいキッチン
・シンク廻りの小物はどこへ……
・見たい、見せたくないを操作する
・リビングの真ん中にあってもいい
・調理を魅せるアイランド型キッチン
・基本のはなし:テーブルは置く場所と座る人数で決まる
・四角や丸でなくてもいい
・リバーシブルなテーブル
・フレキシブルなのは部屋? 家具?
・回るダイニング・チェア
・ゆらめく水紋のタンブラー
・食欲をそそる照明
・ダイニング・テーブルの助っ人
・影のようにひそやかに
2章 人が集まる「しかけ」をつくる――リビング、椅子がつくる空間
・基本のはなし:ブラインド・カーテンは屋内外の調整役
・2階にリビング 今や常識
・ゆるく間仕切る
・家族の間の取り払いたい壁
・省スペースな背中
・住むところは1カ所でなくていい
・プライベートリビングとして寝室を使う
・薄くて、軽くて、丈夫
・寝転がれるスペースをつくる
・脚の付いた座布団
・ソファ廻りには小回りの利くテーブルを
・和室にも椅子
・上を向いて照らそう
・植物は目線の近くに
・マンションだって縁側がほしい
・1台2役 兼ねる家具
・テーブルを彩る ガラスの花
・使い方はモノが教えてくれる
・明るけりゃいいわけでもない
・人が集まる 生活感を感じさせない家
・窓際族のすすめ
・リビングに勉強机を
・基本のはなし:椅子に座って何をする?
・人に寄り添う椅子
・はずむ 2本脚の椅子
・左右非対称は女性をきれいに見せる?
・玉座に学ぶ椅子の見せ方
・「大いなる快適」のために
・チープな素材でアートな椅子
・熟睡させない安楽椅子
・狭い部屋でもゆったりと
3章 「ただの部屋」にはしない――寝室・書斎、子ども部屋
・基本のはなし:日本はビッグだった! ベッドの配置と寸法
・囲まれている感が実に落ち着く
・寝室は寝るだけの場所ではない
・朝の優雅なひとときを演出する小道具
・覆ってしまえばすっきり
・集中力を高めるタスクライト
・基本のはなし:年齢と必要なスペースの大きさは比例しない
・遊びながら片付ける
・子どもの目線をずらす
・食べるときも、遊ぶときも一緒に
・子どもと成長する家具
4章 小さな空間は「ひと味」きかせて――玄関、水廻り、収納、間仕切
・基本のはなし:光は見えれど、タマは見えず
・「いらっしゃい」と迎えてくれるチェスト
・飾る灰皿
・おしゃれ気分を盛り上げる椅子
・お風呂はくつろぎの場
・足元すっきりトイレ
・死蔵厳禁! 使える天井裏収納
・しまえて、昇れる
・モノにアドレスを付けよう
・一望できるチェスト
・モノと建物 どちらのサイズに合わせるか
・何でも掛けちゃえ!
・モノに居場所を 収納は楽しく
・錯覚を利用して部屋を広く見せる
コラム
・波乱万丈の人生を生き抜いた不屈の精神
・良妻賢母とデザイナー、心の葛藤
・ライトの片腕として働いた建築家
・日本への愛と独自のセンスが相まったデザイン
・リートフェルトの才能を発掘した女性
・ミッド・センチュリー・モダンの女性デザイナー
・ミースに影響を与えたデザイナー
・パワフルで自然体な仕事の作法
・バウハウスが生んだ女性デザイナー
・コルビュジエが嫉妬した空間