民俗学×宗教学で読み解く 妖怪解剖図鑑

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定価 1,900円+税
著者名 正木 晃 (著) 、小松和彦 (監修)
ページ数 192
判型 A5判
発行年月日 2026/10/01
ISBN 9784767835952
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民俗学×宗教学で読み解く 妖怪解剖図鑑

内容・概要

どんな魂にも
「善」と「悪」の二面性がある。
もしかすると
神仏も妖怪なのかもしれない。

はるか昔の神話の時代から現代まで、
人々に恐れられながらも人間社会にひそんできた妖怪たち。
なぜ妖怪は、こんなにも私たちを魅了し続けているのでしょうか。

本書では、民俗学的な妖怪研究の蓄積を踏まえながら、
宗教学者・正木晃氏ならではの視点で、
神仏と妖怪、善と悪、生と死、日本の妖怪と世界の魔物の対比など、
さまざまな切り口から
さながら曼荼羅のように、日本の妖怪文化を読み解きます。

「宗教学者に学ぶ妖怪学入門」をはじめ、
日本の歴史の中の史実と妖怪の関係が一目でわかる「妖怪年表絵巻」や
各都道府県の知られざるユニークな妖怪まで広く登場する
「都道府県別妖怪図鑑」などを通じて、130超の妖怪たちが大集結。
日本の妖怪学の第一人者である小松和彦氏が監修しています。
妖怪を深く知れば、私たちが生きる世界もまた、違って見えてくることでしょう。


【著者について】
著/正木 晃(まさき・あきら)
宗教学者。1953年神奈川県出身。筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。国際日本文化センター客員助教授等を経て、現在は慶應義塾大学・立正大学非常勤講師。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。『ぜんぶ絵でわかる世界の宗教事典』、『世界で一番美しいマンダラ図鑑』(エクスナレッジ)、『お化けと森の宗教学 となりのトトロといっしょに学ぼう』(春秋社)、『チベットの「死の修行」』(角川選書)、『密教』(ちくま学芸文庫)など著書多数。

監修/小松和彦(こまつ・かずひこ)
民俗学者。1947年東京都出身。国際日本文化研究センター名誉教授。2025年、文化勲章受章。埼玉大学教養学部教養学科卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。『妖怪学の基礎知識』(角川選書)、『百鬼夜行絵巻の謎』(集英社新書)、『進化する妖怪文化研究』(せりか書房)など編著書多数。

目次

序章:年表で綴る日本の妖怪史「日本列島妖怪天国」
日本の妖怪年表絵巻/形態から見る妖怪の3タイプ/他
1章:日本人が恐れ親しんできた「伝統の妖怪」
両面宿儺/八岐大蛇/天狗/九尾の狐/鵺/百鬼夜行/河童/化け猫/式神と疫病神/他多数
2章:宗教学者に学ぶ「妖怪学入門」
妖怪の起源は愛惜と恐怖/古代の怪異譚/物語の世界の妖怪/死後に祟る怨霊/仏教由来の妖怪/災害大国ニッポンと妖怪/西洋のキメラ型妖怪/他多数
3章:都道府県別「妖怪図鑑」
北海道・東北(アッコロカムイ/八郎太郎/座敷童子/他)、関東(分福茶釜/かまいたち/印旛沼の怪獣/ろくろ首/他)、中部(センポクカンポク/さとり/おとら狐/他)、近畿(トモカヅキ/肉吸い/靄船/他)、中国・四国(すねこすり/化け猫おふじ/いざなぎ流式王子/他)、九州・沖縄(セコ/油すまし/イッタンモメン/ビーフキドリ/他)

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