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2023年03月16日
「拡張する建築:ベルリンでの協働の都市開発プロジェクト-Frizz23」
東京⼯科⼤学デザイン学部公開講座のお知らせ
新たな都市参加モデルを採⽤した協働開発プロジェクトの先駆け
⽂化商業空間「フリズ23」を⼿掛けた建築家が初来⽇講演
東京⼯科⼤学デザイン学部(東京都⼤⽥区)では、
新しい都市参加モデルを採⽤した⽂化商業空間「Frizz23(フリズ23)」を⼿掛けた
ドイツの建築家ユニット、デッドライン・アルキテクテンによる公開講座を、
3⽉23⽇(⽊)に蒲⽥キャンパス(東京都⼤⽥区)にて開催いたします。
本講座は、「拡張する建築︓ベルリンでの協働の都市開発プロジェクトーFrizz23」と題し、
街づくりを⽬的としたコミュニティベースの新たな都市開発の姿を提⽰したとして、
ミース・ファン・デル・ローエ賞2022ファイナリスト4作品、ドイツ都市デザイン賞2020、
Dezeenアワード2021ショートリストなど⾼い評価を受けた同プロジェクトについて、
ベルリンの⽂化や政治的背景を踏まえながら計画から完成までの過程を建築家が紹介する国内初の機会となります。
この市⺠協働による新しい都市開発の事例を関係者や地域の⽅々に広く共有することを⽬的に、
⼀般参加者(約200名)を募集いたします。参加は無料で本学ホームページにて申込を受付けます。
申込フォームURL(https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/kokai_koza.html)
より良い街づくりのためのコミュニティベースとしての⽂化商業空間の先駆け
Frizz23は、ベルリン中⼼部、かつての東⻄ドイツの国境に隣接した地区において2019年に竣⼯。アートやクリエイティブ産業、教育などのワークスペース、ショップなどを統合した、ドイツ初のグループ協働での建設事業⽅式(注1)を採⽤した⽂化商業空間です。プロジェクトは2010年にスタートし、1.地域住⺠や専⾨家との⻑期ワークショップ 2.ベルリンにおける初のコンセプト型公有地開発事業 3.地域コミュニティのネットワーク構築 4.⽂化複合施設としてのニーズに基づいた協働開発 5.対話に基づいたデザイン設計という5つの新しいモデルを採⽤しました。
デッドライン・アルキテクテン(Deadline Architekten)
1993年にブリッタ・ユルゲンス(Britta Jürgens)とマシュー・グリフィン(Matthew Griffin)によって設⽴。⾃分たちの都市を⾃分たちでつくり出せるようなインスピレーションと⼒を⼈々に与えることを⽬的とする。市⺠との協働でプロジェクトを計画することを重点に置き、ポリティカル・アクティビズムやプロジェクト開発、プロセス設計、建築デザインを組み合わせた独⾃の専⾨分野を開拓。ベルリンを活動拠点として、さまざまな市⺠運動にも関わっています。 https://www.deadline.de
【開催概要】
⽇ 時︓2023年3⽉23⽇(⽊) 18:00〜19:30 (17:30開場)
会 場︓東京⼯科⼤学蒲⽥キャンパス 3号館 地下1階 ⼤講義室(東京都⼤⽥区⻄蒲⽥5-23-22)
※JR/東急電鉄「蒲⽥」駅より徒歩2分
テーマ︓拡張する建築︓ベルリンでの協働の都市開発プロジェクトーFrizz23
講 師︓デッドライン・アルキテクテン(ブリッタ・ユルゲンス⽒、マシュー・グリフィン⽒)
主 催︓東京⼯科⼤学デザイン学部
後 援︓公益社団法⼈⽇本建築家協会、環境芸術学会 ほか
定 員︓約200名 ※定員になり次第終了
参 加︓無料
申 込︓東京⼯科⼤学ホームページ申込フォーム(https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/kokai_koza.html)より問合せ︓東京⼯科⼤学デザイン学部 公開講座係(E-mail:frizz23_teu_lecture@stf.teu.ac.jp)
建物のシルエットは、その複合的なコミュニティ空間としての機能「都市の中の都市」を表しています。3つの独⽴した構造物が⿊いカラマツ材の外観で統合され、ファサードは多様なサイズや形態の出⼊り⼝で構成。利⽤者はロケーションや⾯積、設備など多彩なユニットから選択できます。またかつて同地域に存在したマーケットホールや天⽂台といった歴史建造物を象徴する意匠なども取り⼊れられています。