奇界遺産
定価 | 3,800円+税 |
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著者名 | |
ページ数 | 206 |
判型 | A4判 |
発行年月日 | 2010/01/20 |
ISBN | 9784767808987 |
奇界遺産
内容・概要
フォトグラファー、佐藤健寿が過去五年に渡って世界を股にかけ、撮影・取材した世界の奇妙な人・物・場所。
中国の洞窟村から、東南アジアの新興宗教、アメリカのUFO基地・エリア51、ギリシアのオーパーツ、
南米ボリビアの忍者学、太平洋の呪われた遺跡、チベットのイエティ、インドのサイババ、あるいは何故か中国・三国志の子孫まで。
訪問国40を超える、壮絶な現地取材を敢行。世界の奇妙なモノをただひたすら撮影、集成した強烈な写真集。
なおアートディレクションには古平正義、イラストには漫☆画太郎が参加。
以下本書まえがきより
<芸術>と<オカルト>、一言でまとめると<余計なこと>には、実は人間を人間たらしめてきた謎が、もしかしたら隠されているかもしれないのだ。
確かに現代においても、人間だけがUFOやUMAを見るし、変な建築物やオブジェを作るし、見えないものを見えるといい、そこにないものを信じてみたりする。
しかしこの事実をラスコーの逸話に例えるならば、これは、人類最大の無駄どころか、むしろ人類に与えられた最高の天賦である可能性すらある。
つまり<余計なこと>、それは人間が人間であるために、絶対的に<必要なこと>だったかもしれないのである。
以上の試論を踏まえた上で、私は「現代のラスコー」を探すべく、旅にでた。世界各地を歩き、この<奇妙な想像力>が生み出した<余計なこと>を、ひたすら探し求めたのである・・・
【掲載内容の一部】
・世界で唯一の洞窟村(中国)
・崖っぷちの寺と魔除けのペニスの家 (ブータン)
・ 美しき砂漠のオアシス村(ペルー)
・ 諸葛亮孔明の子孫が暮らす風水村(中国)
・ 南米随一のUFO目撃を誇るUFO村(アルゼンチン)
・ マチュピチュを超える天空の城塞 (ペルー)
・ 漫画みたいな南の島(ミクロネシア連邦共和国)
・ 貝殻で作ったファンタジック霊廟(台湾)
・ 社会主義国に生まれた奇想の庭園(タイ)
・ キリスト×エンターテイメントのテーマパーク(アルゼンチン)
・ フリーメーソンが作った城 (ポルトガル)
・ 狂ったディズニーランド(ベトナム)
・ 無重力実験博士のマンション (カナダ)
・ サイババの町 (インド)
・ 50年間、一人で大聖堂を作る男 (スペイン)
・ パタゴニアの全裸部族(アルゼンチン)
・ 変態冒険家の変態博物館 (アメリカ)
・ 伝説のカルト、ココナツ教団の島(ベトナム)
・ 二千年前の死体(中国)
・ 自分の全人生が預言されるアガスティアの葉(インド)
・ 台湾伝統のセクシー・ビンロウ・キオスク文化 (台湾)
・ ボリビアの忍者学校 (ボリビア)
・ 棺桶を崖に吊るす奇習の村 (フィリピン)